そら豆
そら豆は主要な栄養成分をバランスよく摂取できる、優れた食べものです。 しかし、「美味しいのは3日間」と言われるように、足が早く、非常にデリケートな野菜でもあります。 特に、莢(さや)から出して空気や紫外線に触れると急激に栄養価が損なわれてしまいます。 では具体的なそら豆の選び方と保存方法を見ていきましょう。
そら豆の選び方
そら豆は莢(さや)の状態のものと、莢から豆を取り出した状態のものが市販されていますが、 上述の通り、そら豆は莢から豆を出すと鮮度が一気に落ちるため、 莢つきのものを選ぶようにしましょう。
選ぶ際のチェックポイントは以下の通りです。
- ・莢の緑色が鮮やかなもの
- ・莢がふっくらと弾力のあるもの
- ・白いうぶ毛がわずかに生えているもの
- ・筋の部分が変色していないもの
さらに、そら豆の莢には空気に触れると黒く変色する成分が含まれているため、 莢が黒く変色しているものは鮮度が低いと考えてよいでしょう。
また、大きさが均一なものを選ぶと調理時にムラが出にくいです。
そら豆の保存方法
鮮度の落ちるスピードが非常に早いので、できるだけ早く使いきってしまうのが理想的です。 保存する場合は、乾燥を防ぐために莢つきのままビニールに入れ、冷蔵庫で保存します。 冷凍する場合は茹でたあと、ビニールに分け入れ冷凍庫で保存しましょう。