カブ
カブは「古事記」「日本書紀」にも記されているくらい、最も古くから日本人に食べられている野菜の一つだそうです。
葉と根の部分で含まれる栄養素が大きく違うのが特徴です。
まず、葉にはビタミンC、カルシウム、鉄分など多くの栄養素が含まれています。
根には特筆するほどの栄養は含まれていませんが、大根同様に消化酵素アミラーゼが含まれているので、消化を促進する働きがあると言われています。
上記の通り、実は葉と根では葉の部分により多くの栄養が含まれているのです。
捨てるのは勿体無いので、根と一緒に食べるようにすると良いでしょう。
カブの選び方
カブの選び方のポイントは以下の通りです。
- ・根の部分の色が白く、光沢があるもの。(キズやひび割れのものは避ける)
- ・同じ大きさのものを持ち比べ、より重いもの。(水分が含まれている)
- ・葉の緑色が濃く、鮮やかなもの。
また、葉を捨てずに食べるのが前提であれば、葉の付け根がきれいなものを選ぶと洗う手間が軽減されます。
カブの保存方法
カブは葉からどんどん水分が蒸発してしまうので、保存する場合は葉を根を切り分け、別々に保存します。 根の部分はラップなどに包んで冷蔵庫に保存で1週間ほど持ちます。 葉はラップ、もしくは濡れた新聞紙に包んで冷暗所に保存する場合は2〜3日程度が目安です。 葉に関してはかたく茹でた後、冷凍保存も可能です。